40代でのセミリタイアに向けて行動開始

今、39歳。

 

これまで、仕事はすごく楽しかった。趣味は仕事といっても良いぐらい朝から晩まで、土日も祝日もずっと仕事をしていました。

東証一部上場企業の研究開発部門に新卒で入社し、周囲の人々にもすごく恵まれ、自分自身の成長が日々実感できていました。働きながら、博士の学位も取得させてもらいました。

ブラックな職場かもしれないが、研究開発に没頭している時は全然苦痛でなかったし、会社や職場の同僚にも感謝していることの方が多いです。

 

でも、最近は年齢的に社内調整的な仕事が多くなってきて、なんだか仕事が楽しくない。気づくと、セミリタイアのブログなんかを寝る前に読んでいることも・・・

今後、研究開発部門に所属していたとしても、それなりの企業規模のサラリーマンである以上、中間管理職の様な社内調整の仕事の割合が増えていくことは間違いないと思う。

我慢して楽しくない仕事をして、会社の中で出世できれば、権限も増えて色々と自由に研究ができる様になるのかもしれない。

その代わり、会社の外で通用しない2流の技術者・研究者で、定年まで会社にしがみ付くことだけを考える様になるのかもしれない。自分より年上の周りの人を見ると、そうなっている人も多い。

 

嫁さんも同い年。娘2歳。

住宅ローンがあと33年。

お金の問題がなければ、今すぐ仕事を辞めるか?と自問自答すると、答えはYES。

仕事がすごく楽しかったのに、なぜなのだろう?

娘ができたことも大きいかもしれない。娘と一緒に過ごす時間がすごく楽しい。仕事よりも全然楽しい。

ただでさえ、社内調整の様な仕事は全然楽しくないのに、仕事量の多いブラックな職場環境。今まで、仕事に夢中で見えてなかったが、娘ができてから自分の中で職場環境の悪い部分が気になりだした。

 

会社や上司には、恩を感じているし、それなりに評価してもらっているという実感はある。でも、セミリタイアのブログを読んでいて、そして、お金があればすぐにでも会社を辞めたい、という自分の心に気づいてしまった・・・

 

だったら、行動に移すしかない。お金が必要だから今の仕事はしばらく続けるし、退職してセミリタイアする、転職を目指すかはまだわからない。でも、いつでも行動に移せるだけの準備を開始することに決めた。

たとえ、セミリタイアできなかったとしても、会社にしがみ付かなくて良いという精神状態は確保しておきたい。

 

そのための行動として、とりあえず以下のことを開始してみる。

1.セミリタイアできるだけの資産を作る

2.社外でも通用するスキルを身につける

3.家族や友人を大切にする

 

やはり、お金があれば選択肢が増えるので、サラリーマンを継続するにしても精神状態が全然違う。資産を作るには、

・収入の増加

・支出の削減

の2つしかないと思う。

 

収入の増加は、本業でがんばるのと、副業を開始してみようと思う。

本業でがんばるのは、社内調整的なものではなく、研究開発の技術的な部分で。技術的な仕事ができないからモヤモヤしているのだけれども・・・

副業は、本業の周辺領域で何かできないかを模索してみる。副業が本業にも良い影響を与えられれば理想。ただ、会社はまだ副業禁止のはずだから、こっそりしかできないと思う。

そして、これらが実現できれば、自然と社外でも通用するスキルが身についているのではないかという、一石二鳥の作戦。

イメージとしては、こんなサラリーマン。羨ましい・・・

 

 

支出の削減は、現状を把握・分析するところから始める。

大雑把な資産状況や家計は把握しているつもりだが、家計簿なんで記録したことがないので、情報収集から開始。

 

そして、やっぱり家族を最優先に。少なくとも、今のモヤモヤの原因の一つは、家族との時間を作れないことにあるのは間違いない。本業と副業の2つをやったとしても、家事、育児、家族サービスなどの時間は削らない様に、メリハリのある働き方をする。自分自身の働き方改革を開始したい。

会社にしがみ付いて社内でしか通用しないスキルしか持たず、定年退職したらやることがない、といったサラリーマンにはなりたくない。

 

2018年度の開始にあたり、大きな目標を立ててみた。